Twilio Elastic SIP TrunkingとGensys Cloud、絶賛連携中です!

この記事は、プロダクト管理担当のAnnie B. Pelaezが、こちら(英語)で執筆した記事を日本語化したものです。 Genesys Cloudサービスへの移行を計画しているコンタクトセンターのマネージャーやアーキテクトは、それまであまり考えたことがないような重要な検討を迫られます。お客様をGenesys Cloudにどのように接続するのがベストかという検討事項です。Genesys Cloudの利用企業には大きく3種類のPSTN(公衆電話網)接続オプションがあり、そのそれぞれにおいて、事業のアジリティ、コスト、顧客体験などの要因に影響するトレードオフの状況に遭遇します。 Genesys Cloudでは、 “Bring Your Own Carrier (BYOC)” アプローチを提供しており、企業はGenesys Cloudの音声サービスをビジネスニーズに応じて柔軟に選択することができます。TwilioをはじめとするサードパーティプロバイダのグローバルなSIPトランクサービスを活用し、地理的なカバー範囲、価格、柔軟性などのメリットを享受することができます。 Genesys Cloudのネイティブボイスサービス 〜 デプロイメント面での柔軟性 Genesys Cloud Voiceサービスは、ワンストップショップによる簡素化を提供します。DIDやフリーダイヤルといった電話番号を購入したり、PSTNサービスを有効にすることが、Genesys Cloudの管理ポータル上で簡単に行えます。また、サードパーティのサービスプロバイダから番号移行することもできます。これにより、コンタクトセンターのマネージャーやアーキテクトは、エンドツーエンドのクラウド・コンタクトセンターサービスを迅速かつ容易に管理することができます。 (筆者追記: Genesys Cloud Voiceサービスは日本国内のお客様向けには提供されていませんので、参考までにお読みください。) Genesys Cloud Voiceサービスは北米や欧州で提供されており、サービスには、PSTNポイント・オブ・プレゼンス(PoP)や、これらの国でのDID番号やフリーダイヤル番号の購入機能が含まれています。他の地域にも拠点を持つグローバル企業の場合、TwilioのElastic SIP Trunkingを選択することで、国内と海外の両方のニーズに対応することができます。2つ異なるニーズを1社の契約下でまとめて提供することにより、通話量に応じたコスト削減効果が得られる可能性が生じますし、また、国際的な通話ニーズによっては、アウトバウンドコールのルーティングの効率化やコスト削減を図ることができるかもしれません。 BYOC構成とは 技術的に言えば、BYOC…