ALP (Adaptive Linux Platform)は、SUSEとopenSUSEで開発している次世代OSのベースです。イミュータブルで軽量な仕様となっています。 この冬発売のGeeko MagazineにインストールとCockpitというブラウザから管理できるアプリの体験記を書いていますので、ぜひ皆さん試してみてください。 さて、今回はその次のお話として、インストール後のALPでYaSTを動かしてみます。 方法はALPのドキュメント(英語)に書いてあります。コンソール版とX版があるので、今回はコンソール版、次回はX版を動かしてみます。 さっそく体験してみます。ホストとの密接な連携が必要なコンテナはワークロードが実装された状態でイメージとなっています。まずはどのイメージを使うかを探します。 # podman search yast-mgmt-ncurses すると、ドキュメントにある以下のイメージを発見できます。 registry.opensuse.org/suse/alp/workloads/tumbleweed_containerfiles/suse/alp/workloads/yast-mgmt-ncurses では、実際に動かしてみましょう。ワークロードのコンテナはインストールの段階を踏むことがあるのですが、このコンテナはすぐ実行することができます。 # podman container runlabel run registry.opensuse.org/suse/alp/workloads/tumbleweed_containerfiles/suse/alp/workloads/yast-mgmt-ncurses:latest 無事起動しました。 メニューも実行することができました。これでシステム管理が楽になりますね。